
Column
コラム
みんなで考える、これからの市政。あなたも一緒に考えてみませんか?
Vol.1
市民の声って届いてる?投票で意思表示しよう!
市のさまざまな決定が、住民の意見を十分に反映しないまま進んでしまっていると感じたことはありませんか?
あります。なぜそうなってしまうのでしょうか?どんな問題があるのですか?

最大の問題は、議会制民主主義が十分に機能していないことです。今の備前市政は議論が不十分なまま、多数決の原理だけで重要なことが決められてしまう傾向があります。


市民には見えにくい部分が多いですよね。無駄なことにお金を使っているような印象もあり、財政が心配です。
その通りです。特に問題なのは、本来は当初予算を補うために行われるべき補正予算を年10回以上編成している点です。
当初予算として考えるべき重要な事柄も補正予算で編成し、当初の予算案から大幅に内容が変わっています。
本来の予算計画が形骸化し、透明性が低下することで、十分な議論がなされないまま重要な決定が行われています。


補正で大きく予算が変化した項目トップ3
(備前市令和5年度 年度予算書 歳出の部より)

(当初予算との増減率)
-
備前焼の海外展開のための費用・アメリカツアーなどの費用増加


-
国際バカロレア導入や外国人教師配置に伴う教育費増加


-
公務員数の増加に伴う人件費増加


クリックで拡大
こうした変化が市民に十分説明されず、議論が深まっていないまま決められてしまっているのですね…私たちの暮らしに関わる大事なことなのに、意見を反映する機会が少なすぎるのでは?
その通りです。本来、予算の使い道は市民の声を反映しながら慎重に決めるべきですが、現状では議論不足のまま進められてしまっています。

このままでは、本当に必要なところにお金が使われず、
市民の暮らしが圧迫される恐れがあります。

では、私たち市民にできることはなんでしょうか?
最も大切なのは、まずは投票に行くことではないでしょうか。市政のあり方を変えるためには、私たち一人ひとりが関心を持ち、選挙で意思表示をすることが重要です。



「どうせ変わらない」と諦めずに、市民の声が届く政治を目指して行動することが大切ですね!
